故人が大切にしていたモノは供養したほうがいい?


遺品の供養

特殊清掃での遺品の供養とは?

特殊清掃とは、事故や病死・突然死などで、身内が現場に行ったが、片づけが出来ない際に、現場の片づけや遺品整理、消毒・消臭、原状回復・原状復帰までの一式を、代行して行ってくれる業者のことを指します。

高齢者の独居・孤独死が増えている現在では、身内と連絡が取れずに大家が特殊清掃の会社に連絡をして片づけを依頼するケースも増えている。

現場には屋内・屋外を問わす腐敗した遺体や死体の体液や血痕が残されており、特殊清掃の作業員は、消臭毒・殺菌・滅菌、腐敗液の始末などを行うと同時に、遺品整理を行なって、不用品とそうでないものの仕分けを丁寧に実施します。いわゆるハウスクリーニング・原状回復(賃貸物件の場合)までを代行して、大家に引き渡します。

遺族と連絡が取れた場合には、特殊清掃の作業員が遺族立ち合いのもと、あるいは指示のもとで了解を得て種々の片づけ・始末に当たります。

処分を行う際に問題になるのが、「仏壇や人形など、個人が大切にしていたものは、供養や焚き上げを行った方がよいのか?」、「供養を十分にしなかった場合、霊が出たり、祟りがあったりするのか」といった点だ。

霊が癒されないとか、霊が化けて出るなどといったことを信じない人もいますが、特殊清掃の作業員にはそのような相談がけっこうあるそうだ。

特殊清掃の業者にもよりますが、供養や焚き上げを事前に依頼しておくと、提携先の寺院から僧侶が現場にやってきて供養・焚き上げの一式を実施してくれます。自殺などで亡くなった人、交通事故で不慮の死を遂げた現場などでは良くみられる光景です。

医療機関の依頼も特殊清掃業者は対応しています

アパートやマンションばかりではなく、特殊清掃の作業員は医療機関などからの依頼も受けています。

医療機関では、自分が死んだことを自覚していない、いわゆる“成仏していない霊”が、遺体安置所から抜け出して主治医のいる部屋に診察に来たとか、待合室の壁際には、消灯後に霊が列をつくって並んでいるといったエピソードがいっぱいあります。

医者も看護師も、そして特殊清掃の作業員も、このようなことには慣れっこになっていると言っても過言ではありません。

いずれにしても、このような“迷える霊魂”が出現しないようにする対処法は、特殊清掃の業者にあらかじめ依頼しておくこと良いだろう。

仏壇や人形、写真、陶芸品など、故人が執着をもっていたモノは、その際に一緒に焚き上げを行なってもらいましょう。供養にかかる費用は別途必要です。

また、お布施として僧侶にお渡しする分も予算に含めておきましょう。事前にインターネットで検索すれば、費用の詳細や流れなども確認できます。質問事項を整理しておき、電話で問い合わせすれば、霊が出る可能性や出なくなる方法なども教えてくれるでしょう。

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